『夢小説の相手キャラへ、ヒロインについての20の質問』ジャンver
質問提供:氷種の翡翠
1、お名前をどうぞ
ジャンってんだ。
ま、お手柔らかに頼むゼ。
2、あなたとヒロインさんとの関係は?
同じ赤の一族で、俺が番人、が巫女。
番人と巫女ってのは、何だ…その、『二人で1セット』みたいなモンでな。
初めにアイツが生まれた時から、ずっと隣で生きてきたんだよ。
え、一言で表すと?
んー、「関係」なんて、考えた事もなかったしなぁ…。隣にいるのが当たり前過ぎてさ。
そうだな…人間の言葉で言うと、「魂の絆」ってトコか?
3、ヒロインさんのことを好きですか?
んぁ?─ぇ〜…っと。
…イヤ、ほら実はさ、「そーゆーの」禁忌なんだよな。(苦笑)
何だ、その…「使命」、とかさ。色々あるんだヨ、こっちも。
──何?ここだけの話?
──…「好き」、ねぇ。
──そんな言葉じゃ足りねぇよ。
4、どんなところが?
ん、まァ…
可愛いとか、いつも一生懸命だとか、誰にでも優しく出来るとか、ちょっとドジだったりするトコもまた可愛いとか、寝起き悪いトコも可愛いとか、一々挙げたらキリねぇんだけどさ。
アレだよ…どこが、とかじゃなくて。
がでいる事が、唯一にして全ての理由ってヤツだ。
5、あなたたちは恋人同士ですか?
だからサ、そーいうのマズイんだって。いや、マジで。
6(b)、告白をする予定ですか?
出来るモンなら、とっくにしてるよなァ…(溜息)
…あんま、ヒトが長い間掛けて蓋してるモン、揺さぶらないでくんない?(笑)
お手柔らかに頼むゼって。
7(b)、するとしたらどんな状況で何と言いたいですか?
そうだな、もしそんな事が出来るとしたら…まずはアイツをこの手で抱き締めるだろ、そんで……
─…何て言おうかね…。
俺も長いコト生きてきたけどサ、知ってる言葉全部使っても伝えきれねぇな、きっと。
8、ヒロインさんはあなたのことを好きだと思いますか?
ん?んー…
──まァ、俺の勘違いじゃなけりゃ、な(照笑)
9、その理由は?
さっきも言った通りだよ。
俺が俺で、がなら、そうでない理由がない。
っつー理屈は乱暴に聞こえるかもしんねーけど…それ以外に言いようねえなあ…。
10、さて今日はヒロインさんの誕生日です。何をしてあげますか?
まずは島の皆を集めて、盛大にパーティだ!
んで夜になって、皆が帰ったら…二人で静かに、星を眺めて。
俺はアイツに、「生まれてきてくれて、ありがとう」って言うんだ。
─なんてな。
ちっとキザ過ぎるか(笑)
11、ではあなたの誕生日にヒロインさんは?
誕生日、か…懐かしいな。
アイツ普段、料理なんて殆どした事ないのにさ。
その日だけは、どうしても自分が、つって、一晩かけてご馳走用意してくれたっけな。
12、ヒロインさんと意見が対立してしまったときは、どうしますか?
対立……(しばし思案)…した事がない、な。
“もし”そうなったらって?
──…ワリ、お手上げだ。想像つかねえよ。
13、ヒロインさんを怒らせてしまったときは、どうしますか?
『ごめんな』つって、頭撫でてやる。
大抵いつも、それで機嫌が直るんだよ。
14、ヒロインさんの手料理を食べて、みたいですか? みたくありませんか?
あー、そうだな。久しぶりに、また食べてみたいな。
頑張って作ってくれるだけあって、旨いんだ、コレが!
15、ヒロインさんが口説かれている現場を目撃したら、どうしますか?
口説ッ…!?
──ごほん。
巫女を守るのも、番人の務めだからな。
相手には、丁重にお帰り願おうか。(怒気)
16、ヒロインさんに関することで、願いが一つだけ叶うとしたら何を願いますか?
───願い、か。
願いっつーのはさ。口にするモンじゃ、ないよな?
だから、ナイショ。ってことにしといてくれヨ。
17、ヒロインさんに関することで、悩みはありますか? あればその内容も
状況が状況だから、仕方ねえことなんだけどさ。
アイツ、たまに泣きそうな顔するんだよなぁ。
見てるこっちが痛いって。
いや、俺が痛いのは構わないから、変われるモンなら変わってやりてえよ。
18、自分とヒロインさん、どちらが大切ですか?
両方に決まってるだろう。
番人と巫女は、どちらが欠けても足りないんだ。
19、ヒロインさんにひとこと
傍にいてくれよ。
20、作者にひとこと
出番、増やして下さい(鼻血)
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